メッセージ系アプリとメールの使い分け

SNSの普及とスマートフォンの普及のせいもあるのか、メッセージ系のアプリも随分普及している。
以前はメールのやり取りで行っていたものが、メッセージ系アプリに取って代わるものも増えてきた。
携帯メール、いわゆるキャリアメールの代わりのように利用されることも多いんだろうけど、後から振り返ると、メールの方が良かったんじゃないかと思えることも、時々あったりする。

メッセージ系のアプリって、会話のように短い文字のやり取りで、早いペースでやり取り出来る反面、まとまった内容とかを伝えにくい。
相手の反応などで、内容が伝わっているのかどうかを把握しやすい反面、キッチリと内容を詰めるのが難しいと言うのもある。

やり取りしている途中で、そのことに気付くこともあるが、メールの方が適切だと思った時には、その旨相手に伝えるようにした方が良さそうだと思った。
ビジネスの場で、メッセージ系のアプリを使うことって言うのは、極めて稀だと思うけど。。。(^_^;)

メッセージ系のものは、後で内容を振り返るのには向かないし、速度こそが最優先で内容の濃さと言うか密度としては薄くなりがちで、必ずしも目的に対して効率的とは言えない。
そもそも目的が不明確だからこそ、互いのやり取りでどうにでも転がることで、期待以上のものを得られたりもするものだけど、確実かと言うとそうではない。
その点、メールならば相手の都合がどうかによらず、自分の側の都合で内容をどうにでも出来て、相手の都合は受けとる相手に任せておけると言うのもある。

また、質問を受ける場合などだと、質問内容が明確で十分な答えがすぐに出来るならば、メールで返した方が良いような気がするが、多くの場合には質問の内容が不明確で、何が問題でそれをどうしたいのかが不明確な場合とか、質問に質問で返さなければならなくなることも少なくない。
そんな場合には、メッセージ系のアプリの方が都合が良いとも言える。

ただ、コミュニケーションと言うのは自分だけでなく、相手があって初めて成り立つものだから、手軽だからとメッセージ系のサービスばかりを使わずに、柔軟に使い分けるようでありたいものだなと思った。