Google Chrome祭り

あちこちでGoogle Chromeのレビューやら、職場などのProxy環境でインストールできない(漏れも同じ)と言う愚痴が散見できる。
中にはインストーラがProxyに対応しない(インストール後は設定があるので、対応可能)ことに逆ギレしている人もいる。

ウチにはMacしかないので、昨晩仕事から帰って、夕食後にWindows実行環境上に入れてみたけど、使ってみた感じでは確かに激速だった。
アドレスバーと検索ボックスが統合されているし、画面インターフェース上には無駄なものが殆ど存在しないのはスッキリしていて好みだったりする。
Mac上でNativeに動くWebkitSafari、Firefox3、Opera 9.5のどれよりもレンダリングも速く、javaスクリプトも細かいのは試していないが、概ね良好な感じだった。
GoogleのWeb検索、Google ReaderGoogle MapsGoogle Document、Picasaなど、各種Googleのサービスは一通り試してみたが、非常に快適で、Firefox3のようにツールバーや各種拡張は入れなくても、十分に使えるように思った。

また、ある程度のWebサイトを閲覧していると、訪れる頻度の高いものは、OperaのQuick Dialのようなものが勝手に出来上がっていて、なかなか気が利いている。

ただ、早くも脆弱性が見つかったり、既存のブラウザからブックマークや閲覧履歴を取り込んでしまう仕様と言い、動作面ではともかく、一般のユーザが何も考えずに使うには時期総称なんじゃないだろうかと思う。
Proxy環境にインストールできないでキレている連中に戻すが、そもそもベータ版だし、セキュリティホールなどのリスクもあるので、企業のLAN内のProxy環境で使うこと自体論外なんじゃないだろうか?

企業のLANや企業所有のPCは企業のものであり、何か起きたときの責任と言うのは個人で負うには重過ぎる程のリスクがあるので、インストールできないで逆ギレするのはそもそも筋違いだと思う。