携帯電話サービス依存

今日、2012.01.25朝からdocomoの通信障害があり、都内で午後まで通話は勿論、メールもインターネット接続も出来ない状態だったらしい。
私はdocomoのサービスは契約していないので、全く不都合はなかった訳だが、統計上、今となっては一人一台以上保有していると言う程身近なもので、使えて当たり前なものが使えない状態と言うのは、ちょっとキビシイです。

スマートフォンの普及が、通信網の帯域を圧迫して、夕方など都市部の主要ターミナル駅や繁華街では、圏外でもないのに使えない状態と言うのを最近多くなっているけど、多少不自由ながらも自分が移動すればどうにか使えると言うもの。
とは言え、自分が連絡を取ろうとした相手がそんな状態だったりすると言うのは、自分の側に問題がない状態だと認識しにくいものだったりする。

連絡手段として、私は通話よりもメールやSNSを利用することが多いが、中には携帯電話の番号と、携帯電話のメールアドレスしか知らないし、恐らくPCのメールは殆ど利用していないんじゃないかと言う人の顔がいくつか思い浮かんだ。
通話とメールしか使わないから、スマートフォンなんて要らないと考えている人には気の毒だけど、そういう人って連絡手段がなくなるんじゃないかと思う。

東日本大震災の時、多くの人が連絡手段として利用した携帯電話がまるで役に立たなかったことは、忘れちゃいないと思うけど、携帯電話の一つのサービスに依存してしまうと、それが使えないとお手上げになってしまう。
何か他の手段を考えておいた方が良いような気もするけど、連絡って自分一人じゃ成立しないものなので、身近で連絡を取り合っている人の中で、携帯しか知らないと言う人との代替手段を考えなくちゃだな。